火車 (新潮文庫)
- 前の記事:ブレイブ・ストーリー~新説 19 (19) (BUNCH COMICS)
- 現在の記事:火車 (新潮文庫)
- 次の記事:名短篇、ここにあり (ちくま文庫 き 24-1)
火車 (新潮文庫)宮部 みゆき
読み応え十分
暗い!けどおもしろい!…けどやっぱり暗い!
何作か読んだ宮部作品の中でも好きな方の作品です。
クレジット破産がテーマの社会派の作品です。
野球場の写真のところはネタを知っていたので
主人公が気付かないのがちょっともどかしかった。
後半の心理描写とかはうまいな思いました。
充分満足しました。
今読むと古さは否めません
前半はスピード感あり。
ID盗みの怖さが伝わってきました。
ただし刊行から10年以上たった今では、ID盗みのテクなんかは古さは否めません。
いまどきの企業ならもうちょっとましなデータ管理が当たり前でしょうから。
だから後半は物足りなかったですね。
普通
書店で見かけて帯に「「このミス」の過去二十年間の第一位」とあったので買ってみました。
休みを一日費やして読んでみた感想としては…う?む、つまらなくはないけど不完全燃焼な感じですね。初めの何分の一かでトリックが分かってしまうので、読んでる方はそこからだれてしまいます。それなりに厚くて最低半日はかかるので忙しい人にはお勧めしません。
得体の知れない女性の素性を追っていくという流れは「白夜行」を思い起こさせますが、スリリング度は比べようがないですね。向うは最後までジェットコースターですがこちらは途中から滑り台になってます。
あとクレジットを題材としてるから経済小説の面もあるとか、人物描写も優れているとかいう評論もありますが、実際のところは三十代だったら皆普通に思ってることが書いてあるだけで特に真新しさはありません。
火車 (新潮文庫)
—–